
みなさん、こんにちは♪
「花譜」という名前を初めて聞いたとき、私はその声に少し驚きました。
画面の向こうに、たしかに「人がいる」と感じたからです。
素顔も本名も明かさないシンガー。
その姿と声をめぐって、前世や中の人、炎上、可不との違いまで、さまざまな噂が流れています。
今回は確認できる範囲の事実だけをたどりながら、私自身が考えたことを書いていきます。
バーチャルシンガー花譜とは?
「花譜」と書いて「かふ」と読みます。
KAMITSUBAKI STUDIOに所属するバーチャルシンガーです。
2018年10月18日にデビューしました。
当時はまだ14歳でした。
素顔を明かさず、3Dモデリングされたアバターで活動しています。

私はこの「姿を隠す」という選択が、彼女の魅力の核心だと思っています。
経歴・年齢と絵師PALOW.のママ
🟡花譜は2003年12月生まれです。誕生日の日付までは公表されていません。
2026年10月現在で22歳になります。デビューは2018年10月18日なので、2026年10月はちょうど8年目の区切りにあたります。
この8年間には、いくつもの節目がありました。
2022年8月24日には日本武道館公演「不可解参(狂)」を成功させています。
2024年1月14日には代々木第一体育館で4th ONE-MAN LIVE「怪歌」を開催しました。
どちらもデビューから4年目、5年目の出来事です。
活動期間をまとめて語ると時期がぼやけるので、私は区切って捉えたいと思っています。
キャラクターデザインはイラストレーターのPALOW.さんです。
福岡出身のキャラクターデザイナーで、理芽のデザインも手がけています。
ファンの間では「ママ」と呼ばれることがあります。
私も最初は驚きましたが、今では自然な呼び方に感じます。

あの繊細な線がなければ、花譜の世界観は成立しなかったでしょう。
花譜 公式プロフィール(KAMITSUBAKI STUDIO) / PALOW. 公式X / キャラクターデザイン誕生の経緯(テレ朝POST)
前世の活動歴はある?
「前世」という言葉を、私はあまり好きになれません。
バーチャル世界の人格を、前の人生の続きのように扱う響きがあるからです。
とはいえ、気になる人が多いのも分かります。
結論から書くと、花譜に「前世」と呼べる別名義の活動歴は確認されていません。
デビュー前の経歴や有名シンガー説
デビュー前の話は、実は本人が何度も語っています。
中学時代に音楽アプリへ歌を投稿していたところ、現在の運営からDMをもらってスカウトされた、
という流れです。
この経緯はrockinon.comのインタビューやJ-WAVEの番組で、本人が自ら説明しています。
出身が東北地方であることも、公式プロフィールに明記されています。
つまり噂ではなく、公表された事実です。
一方、「有名シンガーが正体なのでは」という説も見かけました。
こちらは根拠が薄いと考えられます。
歌声の完成度が高いので、つい大人のプロを想像してしまうのでしょう。

14歳の歌声があれほど澄んでいたことに、私自身が驚いた記憶があります。
中の人の顔バレや素顔の真相
ここは慎重に書くべき部分です。
「中の人」という言葉自体、少し乱暴だと私は思います。
声を担当する一人の人間がいる、というだけのことです。
花譜の素顔は公開されていません。
事務所は彼女を「オリジン」と呼んでいます。
実写流出疑惑と姿を明かさない理由
SNSでは「実写では」とされる画像が何度か出回りました。
しかし、本人と確認されたものはありません。
私は、そうした画像を追う行為に意味はないと考えます。
理由の一つは、コンセプトの一貫性です。
「にほんのどこかにいる14歳」という言葉は、作られた設定ではありません。
デビュー当時の本人の実年齢でした。
2019年には高校受験のために活動を休止し、2022年3月には高校卒業を配信で報告しています。
2024年1月の「怪歌」は、20歳を迎えての公演でした。
年齢が実生活とともに動いてきたこと。
それが花譜という存在の説得力になっていると、私は思います。
もう一つは、プライバシーの保護です。
顔を出さないからこそ、声そのものに集中できる。
そういう美しさが、この活動にはあると思います。

私は特定よりも、歌を聴く側でいたいです。
中身に近い?廻花名義での活動
「廻花(かいか)」という名前を初めて見たとき、少し戸惑いました。
花譜のもう一つの姿として、2024年1月14日に発表されたからです。
会場は代々木第一体育館でした。
発表の瞬間、ファンがざわめいたのを覚えています。
本人作詞作曲の新たな表現形態
廻花は「バーチャルシンガーソングライター」と位置づけられています。
自分で書いた曲だけを歌う、というのが大きな違いです。
2024年4月24日には1stシングル「かいか」が配信されました。
2025年3月26日には1stアルバム『うまれるまえからきみをしってる』もリリースされています。
「マイディア」は、2022年8月24日の日本武道館公演で初披露された曲です。
花譜として初めて作詞・作曲を手がけた楽曲で、これは公式に対談などでも明言されています。
他人の言葉ではなく、自分の言葉で歌う。
それは「中身に近い」というより、内側をそのまま差し出した表現です。
私はこの路線に、少し切なさを感じます。
でも同時に、とても正直な選択だとも思います。

過去に炎上や騒動はあった?
「花譜は炎上している」と書かれた記事を、何度か目にしました。
実際には、本人の発言が原因の炎上は確認されていません。
ただ、騒動と呼ばれる出来事はいくつかあります。
再生数疑惑・所属デマ・発売中止
2019年1月、再生数が不自然に伸びていると指摘されました。
これは広告出稿によるものだったと説明されています。
「心臓と絡繰」は公開から1週間足らずで100万再生に到達しました。
その伸びの背景には、海外向けのTrueView広告がありました。
反響が大きすぎて、予定より早く広告を止めたそうです。
公式側も「業者から買い取る行為はありえない」と否定しています。
もう一つが「ソニー所属」というデマです。
根拠のない噂で、現在は否定されています。
そして可不のSynthesizer V AI版の件です。

ここは時系列を分けて押さえる必要があります。
2023年12月、サンプル動画「フォニイ」が公開された直後に、花譜本人が仕上がりへ違和感を抱き、発売の見直しを申し入れました。
これを受けて、延期が決まります。
その後はDreamtonicsとAHSの協力のもと再調整が続けられました。
しかし約1年におよぶ検証の末、本人の意向や当初の目標を満たすのが難しいと判断されます。
そして2025年1月19日、発売中止が発表されました。
違和感から中止の決定まで、1年以上の時間があったわけです。
私はこの判断に、アーティストとしての誠実さを感じました。
音声合成ソフト可不との違い
可不(かふ)は、花譜の声をもとにした人工歌唱ソフトです。
2021年7月7日にCeVIO AIのライブラリとして登場しました。
「音楽的同位体」という言葉が使われますが、これは元素の同位体から着想を得た表現だと説明されています。
同じ声を持ちながら、別の存在として生まれる。

なかなか詩的な概念だと思いませんか。
音楽的同位体と声質選定の経緯
声質は二つの候補から選ばれました。
Aは花譜にそっくりな声、
Bは少し幼い声です。
アンケートではAを望む声が多くありました。
しかし花譜本人はBを選びました。
当時の手紙で彼女は、まず本音を明かしています。
Aが選ばれたら自分の居場所を取られるのではと、最初は恐怖を感じた。
でも自分には心があるから、その恐怖はない、と。
そのうえで、自分にそっくりで自分ではないものを出しても意味がないのではないか、と考えたといいます。
似たコピーのような存在になってしまうなら、可不という別の存在を立てる意義が薄れる。
選んだ、という主旨でした。
本人は可不を「AI花譜ちゃん」と呼んでいます。
ここに決定的な違いがあります。
花譜の声は年齢とともに変わり、歌い方も洗練されていきます。
可不の声質は、生まれた時点でほぼ固定されます。
だから二つは、同じ根を持つ別の木なのだと思います。

まとめ
ここまで調べてきて、私の中で一つ整理がつきました。
花譜は「正体不明」であることを武器にしていません。
むしろ、声と表現だけを差し出すことで信頼を得てきた人です。
前世や中の人を巡る噂は、今後も消えないでしょう。
でも本人が語らない限り、それは空想の域を出ません。
廻花として自分で書き、可不として声を分け与える。
そのどれもが、彼女の表現の一部になっています。
私はこれからも、顔の見えない歌声を追いかけたいと思います。

最後まで読んでいただき ありがとうございました☆彡

