
みなさん、こんにちは!
「キズナアイの中の人は誰なのか」。
そう気になって調べた人は多いはずです。
2016年に世界初のバーチャルYouTuberとして登場し、2022年にスリープ(無期限活動休止)、2025年2月に復活。
そして2026年12月には活動10周年を迎えます。
この記事では、公表されている中の人の正体や素顔、2019年の炎上騒動、2026年9月時点の最新活動までを、私の実感も交えてまとめました。

キズナアイの中の人(中身)は誰?
正直に言うと、私がキズナアイを初めて見たときは「中の人は絶対に隠されるのだろう」と思っていました。
当時、中の人を公表しないのがVTuber界の暗黙のルールだったからです。
ところがキズナアイは、いずれ正式に公表する道を選びました。
ここが他のVTuberと大きく違うところだと、私は感じています。
初代声優は春日望!公式発表とプロフィール
キズナアイの初代ボイスモデルは、声優の春日望(かすが のぞみ)さんです。
1995年6月30日生まれ、兵庫県出身。
現在はフリーで活動されています。
ボイスの提供が始まったのは2016年秋頃とされ、Kizuna AI株式会社の設立プレスリリースにもその旨が記載されています。
ここで一点、訂正しておきたいことがあります。
一部のまとめブログには「2020年に公表」と書かれています。
より正確には、2020年4月のアドバイザー就任のタイミングで明らかになったという流れです。
本人も2020年4月24日のX投稿で「Kizuna AI株式会社にアドバイザーとして関わり、私の声を組み込んでくれている大好きなキズナアイちゃんのお手伝いができることになりました!」と綴っています。
その後、春日さんは2024年3月31日をもって任期満了でアドバイザーを退任しました。
増殖したボイスモデルの候補と真相
2019年、キズナアイは「私は4人いる」と告げる動画を公開します。
ただし、これをもって別キャストの分身が一斉に登場したわけではありません。
発端は5月25日投稿の動画「キズナアイが4人いるって言ったら信じますか? #1」でした。
これは白い部屋で動画編集やゲーム実況などを分業している計4人のキズナアイ、という設定の小芝居動画です。
この時点では、見た目も声もすべて同一の「オリジナルのアイ」という扱いでした。
実際に異なる声を持つ2人目が「インストール」されて登場したのは、6月8日公開の動画「セクシーボイス対決!キズナアイ VS キズナアイ!?」です。
その後、動画内に3人目(のちのあいぴー)が加わります。
そして4人目となる中国語担当のアイガーが現れたのは、6月30日のバースデーイベント『A.I. Party! 2019』のアンコールステージでした。
段階を追って人数が増えていった流れが、ファンの混乱を招いたと考えられます。
なお登場順でいうと、初期は大人っぽい声のモデル(のちのloveちゃん)が先に現れ、続いて元気な声のモデル(のちのあいぴー)が登場しました。
ただし公式がナンバリングを正式名称として定着させたわけではなく、途中から「#」「*」の記号チャームで区別し、独立時には個人名へと移行しています。
「2号・3号」という呼び方が資料によって食い違うのは、もともと公式の呼称ではなかったためだと考えられます。

私が思うのは、これは単なる人員追加ではなく「声を複数用意する」という実験だったのだろう、ということです。
実際、のちの歌唱特化型AI「#kzn」につながる発想だと感じています。
中の人の素顔や実物ビジュアル
ここで大事な前提を共有させてください。
キズナアイの姿は3Dモデルです。
中の人の実物の顔ではありません。
つまり「素顔=キズナアイの顔」ではない、ということです。
ここを混同すると、話がずれてしまいます。
春日望の顔写真と活動実績
春日望さんは公表されている声優なので、プロフィール写真やイベント登壇時の姿は確認できます。
顔を隠して活動する匿名VTuberとは、立場がはっきり違う点が特徴です。

私はこの「開示する」という選択が、業界全体の空気を少し変えたと考えています。
活動実績としては、2018年にTVアニメ「魔法少女サイト」へ出演し声優デビュー。
キズナアイ名義の「AIAIAI(feat. 中田ヤスタカ)」をはじめ、多くの楽曲に声が使われてきました(公式バイオグラフィー)。
さらに復活後の『Go Round(feat.Daoko)』のクレジットには「Voice Model:Nozomi Kasuga」と明記されています。
これは現在も本人の声が使われている証のひとつだと考えられます。
他キャストのビジュアル情報まとめ
あいぴーとloveちゃんは、2020年6月に新しいビジュアルを公開しました。
まず6月10日にシルエットが公開され、6月13日に全身イラスト、6月15日にはお披露目配信が行われています。
デザインを担当したのはイラストレーターの古弥月氏です。
なお、これに先立つ2020年5月8日には、2人がキズナアイから独立し、別名義・新チャンネルで活動していく旨が発表されていました。
新ビジュアルは、その独立後の姿という位置づけになります。
2人は「love-pii channel」を立ち上げ、新たな形で活動を始めています。
ただしあいぴーは2020年8月17日、活動停止(事実上の引退)を発表しました。
楽曲「ういなつ」の公開完了(9月)をもって活動を終えています。
現在は2人とも「キズナアイ」としてではなく、別の存在として歩んでいるようです。
中国向けのキャストについては、現地の動画サイトで独立チャンネルを持っていた時期があります。
ただ、最新の活動状況までは確認できませんでした。
「〜という噂がある」程度の情報しかないため、ここは断定を避けておきます。
キズナアイの炎上騒動を解説
キズナアイの歴史で避けて通れないのが、2019年の分裂騒動です。
私にとって、これは一番考えさせられた出来事でもあります。
2019年の分裂騒動が起きた理由と結末
理由については、当時ファンの間で「初代の負担軽減」を目的としたものと推測されることもありました。
人気が出すぎて、声優としての本来の仕事が回らなくなったのでは、という見立てです。
ただし、これはネット上の推測や考察であって、運営側からそうした公式発表や公式見解が出されたわけではありません。
運営が公式に示したのは、「分人」「多様性の獲得」「世界中のみんなとつながるための拡張」といった「Project A.I.」の理念でした。
ここは切り分けて考えたほうがよさそうです。
ところが結果は、多くのファンの期待とはほぼ真逆でした。
4人に増えたことで初代の露出が減り、ファンは「運営の暴走だ」「イメージが崩れる」と反発します。
2019年5月の動画以降、1号の投稿頻度は落ち、2か月ほどで別キャストの出演が急増しました。
この時期、春日さんがSNSで発信を重ねたことが、ファンの間で様々な憶測を呼ぶ一因となりました。
ただし、その投稿が降板や運営の裏事情を意図的に示唆したものかについては、本人が認めた言及はありません。
確証のない受け取り方である点には、注意しておきたいところです。
結末としては、分身たちはそれぞれ別の道へ進み、キズナアイ本体は再び1人へ戻っていきます。
加えて、当時ささやかれた運営体制に関する噂が、炎上を長引かせた一因だったと考えられます。

断定はできませんが、ファンの不信はブランド全体の停滞につながった、という印象を私は持っています。

活動休止の真相とスリープ期間
「なぜ休止したのか」。
これは今でも語りぐさになっています。
2022年のラストライブで発表とスリープ中の動き
2022年2月26日、キズナアイは【Kizuna AI The Last Live “hello, world 2022”】を開催しました。
そしてこのライブをもって、アップデートを目的としたスリープ期間に入ります。
いわゆる無期限の活動休止です。
公式に示された理由は「言語の壁を超えて、より多くの“世界中のみんな”とつながるため」。
私には、単なる休養ではなく、キャラクターを一度リセットする決断に見えました。
休止中も、火は消えていませんでした。
キズナアイの声から生まれた歌唱特化型AI「#kzn(キズナ)」が誕生し、楽曲を届け続けます。
2023年にはTVアニメ『絆のアリル』も放送されました。
ここで一点だけ補足すると、休止中にSteve Aokiとコラボしたのはキズナアイ本人名義ではなく、この#kznです。
該当するMVは「Steve Aoki – Movie Star feat. Mod Sun & Global Dan, #kzn Remix」という#kzn名義の楽曲で、そこにはキズナアイの「先端テクノロジーを共有したい」という気持ちが引き継がれていました。
空白の3年は、むしろ次の準備期間だったのだと思います。
3年ぶりの復活!気になる現在は?
2025年2月26日22時。

私はこの日の告知を見て、正直に言うと少し泣きました。
「ただいま」の一言に、3年の重みを感じたからです。
2025年2月に新曲で音楽活動を再開
名義を「KizunaAI」に改め、新曲『かもね』をプレミア公開しました。
MVは映像制作ユニットのqootainが担当。
約3年ぶりの復活です。
同時に新モデルもお披露目されました。
その後も精力的に楽曲を出し続けます。
3月『まざる』、4月『ホワイトバランス』、8月『ハンドサイン』、9月『おまじない』。
そして9月17日には1stアルバム『Homecoming』をデジタルリリースしました。
オリジナルアルバムは、2019年の『hello, world』以来実に6年ぶりです。
そのアルバムを引っさげて、2025年9月20日・21日には復活後初のワンマンライブ【KizunaAI Comeback Concert “Homecoming”】をZepp Shinjukuで2日間にわたり開催しました。
“hello, again”と“new world”という2つの日替わりタイトルには、再出発への強い意志を感じました。
最新ライブや大型イベント出演情報
2026年9月現在、活動の幅はさらに広がっています。
🟡2026年2月26日「Kizuna AI New Update」で3D新ビジュアルを発表
🟡2026年2月27日新曲『KAMACHO』リリース
🟡2026年4月11日オンラインライブ「LOOK AT AI?」開催
🟡2026年6月30日10th Birthday Live『A.I.Party! 2026 〜My Love to u〜』開催
🟡2026年7月1日新曲『My Love』配信開始(MVは7月20日公開)
🟡2026年7月3日『Anime EXPO 2026』@ロサンゼルス出演
🟡2026年8月18日『ASOBIEXPO 2026』@TOYOTA ARENA TOKYO出演
🟡2026年12月1日活動10周年
10周年を記念したワールドツアー企画「Kizuna AI WORLD TOUR GO TO 2027」も始動しています。

休止前には考えられなかった規模感だと、私は素直に驚いています。
ママ(絵師)の森倉円とキャラ誕生
キズナアイの「ママ」と呼ばれるのが、イラストレーターの森倉円(もりくら えん)さんです。
キャラクターデザインの魅力と特徴
白を基調にした衣装。
ピンクのグラデーションが入った髪。
ハートのヘアアクセサリー。
手が届きそうで、届かない距離感。

私はこの絶妙さこそ、キズナアイの強さだと思っています。
森倉円さんはキャラクターデザインだけでなく、衣装デザインや関連イラストも担当しました。
アニメ風の2.5次元美少女としての完成度は、デザインの時点で決まっていたのでしょう。
活動再開時の新規ビジュアル提供
復活後も、森倉円さんは新規イラストを描き下ろしています。
2025年12月の9周年記念では、公式Xで描き下ろしイラストが公開されました。
新モデルと「ママ」の絵が並ぶと、10年の積み重ねを感じます。

私が特にうれしかったのは、ここです。
ファンとキャラクターと絵師の関係が、切れずに続いている。

まとめ:キズナアイの歩みと今後の展望
振り返ると、キズナアイの歩みは「挑戦と休止の繰り返し」でした。
2016年に世界初のバーチャルYouTuberとして登場し、2019年は分裂騒動で大きく揺れました。
2022年にスリープし、2025年2月に復活。
2026年12月には10周年を迎えます。
中の人は春日望さんであることが公表されています。
ただしキズナアイの姿は3Dモデルであり、中の人の素顔ではありません。
この2つは分けて考えるべきだと、私は改めて思います。
今後の注目点は、ワールドツアー「GO TO 2027」がどこまで広がるかです。
AI技術と声、そしてキャラクター。
その組み合わせは、まだ誰も完成させていない領域です。
キズナアイが次の10年で何を証明するのか。
私はその景色を見届けたいと思っています。

最後まで読んでいただき ありがとうございました♪


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